ヨガ資格取得のための費用はどのくらい?RYT200の費用を徹底解説
ヨガインストラクター資格取得を考える際に気になること
習い事ランキングでは、毎年、常に上位を占めているヨガ。実際にヨガレッスンを定期的に受けてみれば、心と身体の変化やその癒し効果に魅了され、ヨガの奥深さにどんどんハマっていかれる方が多いのがわかります。
そこから、もっと本格的にヨガを学びたい、自分も将来はヨガインストラクターとして働きたい、ヨガ資格取得を目指したい、などの思いが募ってくる方も多いようです。
ヨガ資格取得を検討する際、まず初めに気になるのが資格取得の費用のことではないでしょうか。
実際にヨガインストラクター資格を取得するためには、どれくらいの費用が必要なのか、自分の収入で無理なく払っていける金額なのだろうか、など、経済面の不安がある方でも、おおよその見通しが立てば、あとはカリキュラムや曜日や時間など、細かな点を調べていきやすくなり、よりご自身に合ったヨガ資格講座のスクール探しも始めていきやすいですよね。
そこで今回は、ヨガ資格取得を検討する前に知っておきたい、ヨガインストラクター資格スクールの受講費用について触れていきます。
数多くのヨガ資格があり、レベルや質もそれぞれ
まず初めにヨガ資格スクールを探す際、知っておきたい重要なポイントは、ヨガインストラクター資格は国家資格ではなく民間資格であること。そのため、ヨガスタジオ・ヨガスクールの方針や流派によって、そのヨガ資格の種類や内容や質も様々です。
そのため、カリキュラム修了後の卒業時点での個人個人のスキルやレベルも、スクールごとに異なり、一定ではないということにも注意が必要です。
ヨガ資格やスクールにより卒業できる基準が異なるため、各スクール独自で発行しているディプロマ(修了証)を持ってヨガ資格とするものが一般的ですが、一部の協会や流派などによって発行されるものもあります。
また、スクール内独自の基準によって様々なコースに細分化され、レベル分けされたそれぞれのコースを終了毎にディプロマ(修了証)を発行し、その全てのコースを受講して初めて、ヨガインストラクターとしてデビューができる資格として修了証を発行されているスクールなどもあります。
このように、各校それぞれに特徴があり、単にヨガインストラクター資格、といっても多種多様に選択肢が用意されています。
たくさんのヨガ資格に迷うなら、まずは全米ヨガアライアンスRYT200がおすすめ
その中でも、世界的に最も有名で、各国どこへ行っても通用するヨガインストラクター資格といえば、「全米ヨガアライアンスRYT200」という資格。これらは日本国内でも最も知名度のあるヨガインストラクター資格と言え、ヨガ業界では知らない人はいないと言っても過言ではないでしょう。
そのため、多種多様なヨガ資格を前にどれを取得するか迷っているのであれば、全米ヨガアライアンスRYT200を検討してみると良いでしょう。多くのヨガインストラクターが取得している資格であるため安心です。
全米ヨガアライアンスとは?
全米ヨガアライアンスは、1990年代に2つのヨガ団体が合併してできた米国の協会であり、非営利団体です。 世界70各国以上の国に認定校があり、世界で最も認知されたヨガ界を代表する組織です。
近年、各スクールが独自の基準で設立するヨガインストラクター資格が広がる一方で、全米ヨガアライアンスは、ヨガインストラクター教育の水準を高めるために、世界で共通したスタンダードなカリキュラム(アーサナ・呼吸・瞑想の実践75時間、指導技術50時間、解剖学30時間、ヨガの歴史や哲学30時間など)を設定しました。
これらは、ヨガインストラクターが提供するレッスンの質を向上するために定められているので、全米ヨガアライアンスを取得しておけば、インストラクターの仕事の面接やオーディションでも、一定の信頼は得られます。(ただし、ヨガインストラクターとしての実力は、自分次第。ヨガの練習量により異なりますから資格取得だけで安心してはいけません。)
参考情報:全米ヨガアライアンスの詳細
全米ヨガアライアンスの資格取得のためには認定校(RYS)で受講する必要がある
全米ヨガアライアンスの認定資格を得るためには、認定校(RYS: Registrated Yoga School)として登録されたスクールでヨガインストラクター養成コースを修了する必要があります。
各RYSは、全米ヨガアライアンスの基準に沿った独自の養成コースを提供しており、資格取得者は、養成コース修了後にご自身で全米ヨガアライアンスに登録する、という流れとなります。
とはいえRYSは、カリキュラム毎に時間数の規定はあるものの、学べるアーサナの数や、その具体的な内容までは規定がないため、スクールによって質が異なることに注意してください。
あまりに安価なヨガインストラクター養成コースを選んでしまうと、ヨガインストラクターとして必須の知識である解剖生理学の授業を簡単に済ませてしまうスクールや、教えることが難しいヨガ哲学の講義を極端に少なくするスクールもあります。
同じ全米ヨガアライアンスRYT200を取得したヨガインストラクターでも、卒業時点でのレベルは、大きな差がついてしまうということもあります。
では、ヨガ資格取得費用の参考に、全米ヨガアライアンスRYT200を取得する際の費用について取り上げて見ましょう。
全米ヨガアライアンスRYT200取得の費用は?
気になるRYT200の資格取得費用ですが、おおよそ30~70万円程度と幅があります。費用は、自分への大きな投資とも言え、安価な養成コースを選んでしまいがちですが、コースの質はしっかりと見極めましょう。
と言うのも、前述したカリキュラムや時間数等の差だけでなく、講師陣の質、卒業後のアフターフォローなどは、スクールを選ぶ上で重要な選択基準となります。
比較的費用が抑えられているスクールは、初めの投資額としては入りやすいかもしれませんが、肝心のヨガインストラクターとしての実力に大きな差が出ないとも限りません。
リラヨガ ・インスティテュートの全米ヨガアライアンス認定RYT200養成コース
リラヨガ ・インスティテュートは、RYS認定校として全米ヨガアライアンス認定RYT200を取得するヨガエバンジェリスト・コースを設置しています。カリキュラムの受講期間は約5~7ヶ月間(全体で223時間)としており、同じRYT200取得コースの中でも比較的長い時間をかけしっかりと学ぶコースを提供しています。
単に資格の取得を目指すのではなく、唯一無二の指導力を身につけられるよう、古来インドに伝わる素晴らしい叡智を伝える真のヨガ指導者として、“本物の実力”を手に入れてほしいと願い、本格的なヨガティーチャートレーニングとしてカリキュラム作りをしています。
エバンジェリストとは、“伝道者”を意味する英語で、基本的にはヨガ歴2年以上の経験者を受講資格としております※ので、単に名前だけの資格取得を目指していません。
履修科目として重点的にカリキュラムを構成している項目は、約70種類ものアーサナ、ヨガ哲学、解剖学、呼吸法、瞑想法、食事法、アーユルヴェーダ、指導理論、指導技術とし、費用は全体で約45〜50万円です。※2
しっかりとしたヨガ哲学や解剖学に基づいた知識を身につけることは、ヨガインストラクターとして長く活躍できる土台となり、将来大きな資産となります。本格的なヨガ講師として活動していきたい熱意がありましたら、ヨガ歴2年未満の方でもまずは是非、お気軽にご相談ください。
全米ヨガアライアンス認定 RYT200 ヨガエバンジェリスト・コース詳細
※1 2年に満たないヨガ経験者の方は、受講時にご相談ください。
※2 コースは3段階に分かれており一度にお申し込みいただくと大幅な割引となります