東京学芸大学・自由が丘 - ヨガインストラクター資格養成スクール

ヨガインストラクター資格の選び方とおすすめ資格は?

“ヨガインストラクター資格”と一口に言っても、その資格にはさまざまな基準があるのをご存知でしょうか。というのも資格取得のために必要な時間数や講義内容は、ヨガ資格やインストラクター養成スクールにより、それぞれ違いがあります。また、ヨガ哲学や解剖生理学などは同じテーマでも範囲が異なるため、ヨガインストラクターと言っても学んできた範囲や深さに違いが出るのです。

今回は、ヨガインストラクター資格取得のための講座選択やスクール選びをする上で、これだけは押さえておきたいという基本知識をご紹介いたします。

ヨガを仕事にするならヨガインストラクター資格を取得すべき

民間資格であるが故、ヨガを教える上で資格が絶対に必要というわけではありません。しかし、ヨガを教えることを仕事にするならば、独学での勉強では限界があります。

一般的なヨガのイメージは、当然ながらポーズ(アーサナ)を取ることですよね。しかし、実はヨガは現代に至るまでにさまざまな変容を遂げて今日のようなスタイルへと確立されてきた歴史があります。

本来のヨガはポーズだけではなく、呼吸法や瞑想、そしてその根底にはヨガ哲学の存在があります。つまり単にポーズの練習をするだけではなく、心や身体に関するありとあらゆる智慧と知識を総合的に学ぶ必要があります。また、現代のヨガ指導においては安全性の観点から解剖生理学が重視されています。人に教えるためには、これらの専門知識も欠かせません。

一見、ポーズだけを習得すればヨガ指導ができると思われがちですが、実は多様な専門知識を体系的に習得する必要があり、ヨガインストラクターとして活躍するためには、ヨガ資格の取得を目指し、そのためにはヨガインストラクター養成スクールで学ばれることをおすすめします。

様々なヨガの種類を前に何を学ぶべきか?

ヨガインストラクター資格は様々あり、調べていくうちに資格やスクールを選ぶ上で何を基準にすれば良いのかわからなくなってしまいませんか?その理由はヨガには様々な流派と種類が混在し、その違いがわかりにくい上に、それぞれに資格が存在しているからかもしれません。

前述したように、ヨガはもともと身体を動かすような、いわゆるポーズ(アーサナ)をとるヨガは、現代になって体系化されたもので、紀元前では瞑想が主であり精神性の強いヨガが中心であったと言われています。例えばカルマ・ヨーガやギャーナ・ヨーガ、バクティ・ヨーガといったヨガ流派です。

西暦1600年頃になってようやくポーズ、呼吸法や瞑想などが統合されたヨガが体系化(ハタ・ヨーガ)され、その後、アイアンガー・ヨガ、アシュタンガ・ヨガ、シヴァナンダ・ヨガなどの流派が生まれました。

さらに現代になると、流派を超えて対象者の特徴にそったヨガも考案されました。

例えば、お子様向けのキッズヨガや、親子でできる親子ヨガ、産前産後の方を対象としたマタニティヨガや産後ヨガ、高齢者を対象としたシニアヨガや、ベビーマッサージを取り入れるなどのベビーヨガ、その他リラクゼーションや癒しを目的としたリストラティブヨガやハンモックヨガ、ヒーリングヨガなど…。

例を挙げ出したらキリがないほど、世界中でさまざまなヨガが生み出されています。

最初はヨガの本質を教えてくれる資格とスクールを選ぼう

このように無数にあるヨガの種類を目の前に、どんな資格取得を目指せば良いのかわからなくなる人は多いのかもしれません。しかし、多種多様なヨガに惑わされるのではなく最初こそ、本質的なヨガを学ばれることをオススメします。

具体的にはヨガ哲学を基本としながら、解剖生理学にそった精緻なアライメントで構成されるポーズの習得、そして呼吸や瞑想をしっかりと学ぶことです。ヨガの本質、原則を学んだ後に、様々なヨガ流派や種類のヨガを学ぶことで、応用力が備わります。

では実際に、本格的にヨガを仕事とするなら取得しておくべき資格と養成スクールを選ぶポイントはどのような点があるのかをみていきましょう。

抑えておきたいヨガ資格を選ぶ4つのポイント

1. 認知度があるヨガ資格を選ぶ

まず、ヨガ資格を選ぶポイントの一つに「認知度」が挙げられます。ヨガは民間資格であるが故、多くの企業が参入し、数多くの資格が存在しています。中には座学のみ、実技無しでヨガインストラクター資格を与えてしまう団体も。

せっかく認定を受けても、誰も知らないヨガ資格であると信頼性がありません。そのため、ある程度の認知がある資格を取得しましょう。

普段通っているヨガスタジオの先生にどんな資格を取得しているか聞いてみても良いですし、いずれにせよ、先輩ヨガインストラクターの多くがどんな資格を取得しているか確認することで見極めがつきます。

2. 実用性があるヨガ資格を選ぶ

学ぶべきことがしっかりと網羅されているヨガ資格養成コースを選びましょう。

もちろんヨガインストラクターとしての実力は、資格とは別に自分のヨガへの取り組み方で大きく変わりますが、ヨガの本質をしっかりと学べるカリキュラムになっている資格、そして養成スクールを選ぶことはあなたのキャリアに大きく影響してきます。

習得できるポーズはどれだけあるのか?呼吸法、瞑想法は学べるか?そしてヨガ哲学はわかりやすく学べるための工夫はあるか?そして解剖生理学などの専門的な内容までしっかりとカリキュラムに含まれているのか?

ヨガの原則となるこれらが一つでも欠けてしまっては、ヨガ指導において実用性が薄れてしまいます。

3. 当該資格を受講する養成校の質

養成校の質とは、具体的にヨガインストラクター輩出数や年数などの実績、講師陣の質やカリキュラム、使用する教材や内容、どの系統から伝えられているヨガかなどです。

同じ資格でも養成スクールによりカリキュラムが異なりますので、最終的には養成スクール選びが最も重要であると言って良いでしょう。

4. 養成校の雰囲気が自分に合っているか?

また、そのスクールの雰囲気が自分に合っているかもしっかりと見極めましょう。ヨガを深めたくて学びに行っているのに、ヨガがストレスに感じるようになっては意味がありません。

まずは資格を取る前に、ご自身が癒されながら、もっとヨガが好きになれるように、心地よく学びを深めていけるヨガ資格講座を選ぶことが、何より自分自身とその先のご縁ある方々にとっても重要なポイントとなるでしょう。

おすすめのヨガ資格はこの2つ

では実際に、ヨガ資格を選ぶポイントを理解したところで、ここでは特におすすめしたい、2種類のヨガ資格をご紹介します。

1. 全米ヨガアライアンス認定RYT200

RYT200とは、Registered Yoga Teacherの略。資格認定団体は全米ヨガアライアンスであり、日本国内に限らず海外各国で最も認知度のあるヨガインストラクター資格です。事実上、ヨガ業界では知らない人はいないほど有名なヨガ資格です。

RYTの資格を得るためには、Registered Yoga Schoolの略のRYSと呼ばれる指定ヨガスクールが提供するヨガインストラクター養成コースを修了しなければなりません。その後、全米ヨガアライアンスに登録するという流れとなります。

全米ヨガアライアンスは、ヨガインストラクター教育の水準を高めるために、 世界共通の標準的な講義項目と時間数(アーサナ・呼吸・瞑想の実践75時間、指導技術50時間、解剖学30時間、ヨガの歴史や哲学30時間など)を設定しています。そのためヨガインストラクターのレベルの基準をある一定以上に高められるように設定されています。

全米ヨガアライアンス認定200時間(RYT200)は、取得者が最も多いライセンスであり、認定校(RYS200)にて200時間のプログラムを修了することで資格取得を目指せます。指導経験は特に必要ないため、資格取得後にすぐ全米ヨガアライアンス認定に登録することができます。

詳細:全米ヨガアライアンスについて

2. メディカルヨガインストラクター資格

日本統合医学協会が認定するメディカルヨガインストラクター資格は、心や体の不調・機能改善を目的に統合医学の一つとして医療や介護の現場で導入されているヨガ資格です。

基本となる30数種類のアーサナ指導法と軽減法に加えて、心身のさまざまな不調に活かせる精油の知識や心理学や生理学、基礎医学やハーブなどの幅広い知識と技術を取得できます。

セルフメディケーションとしても安全に疾患予防や不調の改善に取り組む知識を学ぶため、一般的なヨガインストラクター資格と比べ、医療現場や障碍者施設など活躍の場を広げることができるのが特徴です。将来の働き方の選択肢が大きく広がり、自宅でのケアにも役立つ知識と言えます。

詳細:日本統合医学協会 メディカルヨガインストラクター資格について

まとめ

ご説明したように、ヨガには様々な種類がありますが、最初はヨガの原則・本質を学べる資格を選ぶことが大切です。そして最も重要なのが、同じヨガ資格でも養成スクールによりカリキュラムが全く異なることにも注意しましょう。

おすすめした上記2種類のヨガ資格は、世界に通用するスタンダードな資格と、どこでも誰でも安心して取り組める不調の改善に役立つ知識を学べるヨガ資格です。是非これらを参考にしてみてください。

なお、リラヨガ ・インスティテュートは設立から10年以上も経ち、これまで1200名を超えるヨガインストラクターを輩出してきた実績があります。代表である乳井真介は、ヨガ界でも高く評価され、インドの伝統と精緻なアライメントを融合した独自のヨガシステムを開発し、RYT200やメディカルヨガインストラクターを輩出しています。

スクールは、東京の学芸大学、自由が丘に立地していますので東京都内はもちろん都内近郊にお住まいで、ヨガインストラクター資格取得を考えている方がいれば、是非ともリラヨガ ・インスティテュートをご検討ください。

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