ヨガインストラクター

山中祥子

キャリアサマリー

山中 祥子(やまなか しょうこ)

1983年、神奈川県生まれ。スノーボードをこよなく愛するライフスタイルを取り入れていたが、仕事のストレスや大失恋が重なり、職場の先輩の影響でヨガに興味を持ち、某大手ホットヨガスクールにてインストラクターデビュー。カナダへのワーキングホリデーで、ヨガは世界では年齢や性別を超えて広まっていることを知ると同時にクラブやテキーラを覚えて帰国。

帰国後、就職先を探すにあたり身体の構造の学びを深めるため、機能改善に特化したジムでパーソナルトレーナーとして従事。その後、ヨガとパーソナルトレーニングをメインにフリーランスに転身。音楽バーや海の家でのレッスン開催がメインとなり自分のレッスンの価値に悩み苦しんでいた所、2020年コロナがはじまり、全てのレッスンをクローズ。その後、妊娠出産。

産後の体の痛み、体型の変化を改善すべく
リラヨガにて開催されている、産後ヨガ指導者養成講座を受講した際、改めてヨガの持つ精神性の素晴らしさに感銘を受ける。一念発起し、0からもう一度ヨガと向き合うためRYT200取得ヨガエバンジェリスト・コースを受講。アーサナだけでなく哲学、食事法を学ぶ。気付いたらクラブやお酒への興味が全くなくなり、それまでよりも、更に楽しく幸せに過ごせている事からヨガの持つ素晴らしい可能性が確信に変わる。自分の得た学びを、沢山の方に伝えたいという強い想いを持ち現在に至る。

趣味はスノーボードと英会話。2歳になる男の子の母でもある。

保有資格等
・全米ヨガアライアンス200時間ティーチャートレーニング(ヨガエバンジェリスト・コース)修了
・全米ヨガアライアンス 500時間 取得中
・産後ヨガ講師養成講座 修了
・メディカルシニアヨガインストラクター
・メディカルヨガインストラクター
・VAJA認定 均整術師

メッセージ

ヨガに出会う前の私は自分自身も他人も否定し、日々孤独感を抱えて苦しい日々を過ごしていました。人生最大の失恋も重なり、身も心もむしばまれていたのです。そんな私の心に明るい光を灯してくれたのがヨガとの出会いでした。はじめてヨガに出会ったとき、心に空いた穴があたたかいもので満ち溢れ、大号泣しました。それからまるで砂漠の中でオアシスを見つけたようにヨガスタジオに通い、気づけばインストラクターとして働いていました。

もっと自分を変えたヨガの真理を知りたい。そんな思いから足を運んだのがリラヨガ・インスティテュート。クラスを受けてみると単に身体を動かすだけではない本来のヨガの姿を目の当たりにし、感銘を受けました。

酷かった肩こりや頭痛は消え去り体調を崩す事がなくなり、自分が大好きになり、他者を受け入れる事が出来るようになってくると全ての物事がいい方向に進むようになったのです。産後の心の不安定、身体の痛みや変化をポジティブに受け止め解決する事ができたのも、ヨガを始める前の私には考えられません。

私たちは皆、本来幸せに生きる力を持っています。密接にリンクしあっている心と身体。どちらかに不調を感じたらぜひ私のクラスに来てください
きっと人生が明るくなるはずです。一緒にヨガの魔法を感じてみませんか?

山中祥子先生のヨガ哲学小話

今日は約2000年前に制定されたと言われているヨーガの根本経典 ヨーガスートラのお話をします。
この経典では、人生をより豊かにする、心や行動のあり方を学ぶ事が出来ます。

今回はその中から
アパリグラハという言葉を
をご紹介します。

ア は否定形を意味しており
パリグラハは 貪る という意味なので
貪らない
という意味になります。

貪るとは、必要以上にある対象を手に入れようとする事です。

貪りは、自分のエゴによって引き起こされます。

例えば、
とてもお腹が空いていている時
食べたい!と言うエゴが働いている状態です。
エゴのフィルターがかかっている状態で、スーパーに行くと
あれもこれも食べ物が美味しそうに見えて
いつもは買わないようなものまでカゴに入れ
一旦、満腹になってしまうと
なんでこんなに食べない物まで買ってしまったんだろう
と思う経験はありませんか?

エゴフィルターがかかっている時
人は視野が狭くなり、本当に必要な物と、そうでないものが見分けられなくなります。
そして、物事の本来の姿や、自分の本当の姿も見えなくなってしまうのです。

このエゴフィルターがかかっていることに
いち早く気付くことが重要です

“必要以上に求める事”をやめるためには
自分がその対象を必要とする
本当の理由を考える事です。
本当に必要なものにはすぐに理由が出てきます
不必要なものは理由が曖昧で、迷いが生じます。

迷った時は、客観的になって
勇気を持って敢えて手放すことで
エゴフィルターがかかっていたことに気付く事ができます。

すると、目の前の世界が一気に色を取り戻していきます。

スーパーのカゴにみたらし団子まで入れてみたけど、それは炭水化物と糖質の塊であるという事に気づく事ができます。

そして、求めすぎていた時には得られなかった心の充足感をもたらし
世界は本当はこんなに美しく、そして自分の本当の居心地のいい場所を知る事ができます。

私のお話になります。

20歳ごろ結婚しようかなと思いながら
お付き合いしていた彼がいました。

彼の方が4歳年上でした。
20歳の頃の私から見た彼は、
頭がキレ、面倒見が良く
多趣味で器用でなんでもできるスーパーマンみたいな人でした。

音楽関係のお仕事で
バンドでギタリストをしており、曲や歌詞も作り
自分の部屋にレコーディング機材を置き、ボーカルを呼んでレコーディングしたり
料理、アウトドア、PC作り、バイク、スノーボードなど
20歳の私には、異世界から来た王子様のようでした。

付き合い初めは、とにかく毎日が刺激的で楽しくてワクワクし
なんでも出来る彼にキュンキュンが止まらない!

どんどんと新しい世界を見せてくれる彼に私はのめり込んでいきました。

彼はすごく社交的な性格だったので
新しい人間関係、新しく何か始めたり
常に最新の情報や流行をアップロードしては、世界を広げていくような人でした
20歳の私には全てが目新しく、彼についていくのが必死で
彼の世界全てに、自分も入れて欲しくなっていました。

私の世界が彼一色に染まり始め、寝ても覚めても彼のことばかり
彼という、フィルターを通して世界を見るようになっていき
彼がどうするか?彼はこうしたいなど
一人称が彼になってしまい、自分のやりたい事や、自分の友達との時間とか、全部分からなくなっていきました。
そのうち、私の知らないところで
彼に新しい友達が出来たり、しかもそれが女性だったりすると嫉妬の渦に飲み込まれ、激しく彼に嫉妬をぶつけ泣いたり
メールがすぐに返ってこないと疑心暗鬼になり、何度もどうしたの?何してるの?
とメールを送るプチストーカーのような状態に変貌していきました。
徐々に喧嘩が増えていきました

その頃、兄から
お前は北〇〇の独裁者か!と言われた程に
彼が私の言う事を聞かないと怒り、悲しみ、嫉妬し、彼の全ての時間を貪り始めていたのです。

そんな状態でも、4年ほど付き合いを続けた
ある日、突然彼と音信不通になりました。

どん底に突き落とされた気持ちでした
仕事も手につかず、不安に押しつぶされそうな日々でした。
そして音信不通から、1週間ほどして
話しがしたいから会おう
とメッセージが来ました。
私は大急ぎで彼の家に行きました。
話は予想通り別れ話でした。

彼は、私の嫉妬や不安から放たれる言葉一つ一つが重くのしかかり
その全てを叶えられないという想いで
キャパがオーバーし崩壊してしまったようです。
(今思うのそりゃそうだと自分でツッコミます)

しばらくウジウジと悲しみを引きずっていたのですが
貪っていた対象が目の前から消えた事で
徐々に頭の中の霞が晴れていきました。

彼と過ごした4年間、私の世界は貪りのフィルターがかかって本当の色を失っていたことに気づいたのです。

そして、彼と出会う前と目の前の世界は何も変わっていないのに
フィルターが外れた世界がとても清々しく、なんでもできそうな気持ちでいっぱいになりました。

その理由として、彼がいなくとも、元々私は自分で新しい世界を切り開く事が出来る事を思い出しました。
貪りのフィルターを通すことですっかり自信も無くし彼がいないと生きていけないと思い込んでいました。

この経験から、私のその後の恋愛や人間関係も、客観的になる事を覚えました。
例えば、職場で何かいざこざがあった時
入り込んでしまわずに、常にフラットな状態で問題が起きている理由についていけるの考え、解決に向けて意見を聞いたり、伝る事ができるようになる事で
新人育成を任せてもらえるようになりました。

好きな人が出来た時も、相手の意見に全て同調してしまわずに、自分の意見を持ち続ける事が出来るようになりました。

私が私のままでいること
相手もありのままでいること
その対等な位置関係を確立できるようになると
自然と自信と相手へのリスペクトが生まれ
心の底から愛情が湧き出してくる事を知りました。

そして、今は大好きな夫と、子供にも恵まれてとても幸せな日々を送ることができています。

貪りがおきる瞬間というのは、
日常のふとした時に潜んでいます。
お腹が空いた時や、心にら虚しさがある時も
ついつい必要以上に求めてしまいがちです
しかし、貪りフィルターに支配される前にいち早く気づき
求めすぎている物を手離そうとする自分を
まずは受け入れてみてください
まるで、深い沼にも埋もれることなく、美しく咲く睡蓮の花のように
私たちも、底の無いエゴという沼に埋もれることなく、自分の美しさを信じ愛していきましょう

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